JR東海は24日、旅客向けに提供する運行情報を充実させると発表した。
ウェブサイトでは、遅延状況のビジュアル化、列車走行位置の表示、新幹線各列車の個々の遅れ見込み表示に対応し、Twitterアプリを利用した列車遅延線区の配信も行う。また、運行情報を7か国語対応とし、訪日外国人旅客が利用しやすくする。
駅改札口では、現在設置しているLED方式の電光掲示板を、液晶モニタを使用したものへと変更する。これにより、通常運行時では列車別の発車時刻案内などを、遅延発生時には運行状況や運休列車の一覧などを表示できるようにする。
このほか、駅係員や乗務員が携帯する端末への運行情報配信を開始する。これにより、旅客に対しタイムリーな情報を提供できるとしている。
リニューアル予定時期は、ウェブサイトが2019年3月、駅改札口の電光掲示板が同年3月以降。このうち、のぞみ停車駅では2019年度中に導入を完了するとしている。