JR西日本と大阪外環状鉄道は26日、おおさか東線の新大阪～放出間に設置する4つの新駅の概要を発表した。
4つの新駅は、おおさか東線の「北区間」にあたる新大阪～放出間のうち、片町線と並行する鴫野～放出間を除く区間に設置される駅。新駅の駅名はいずれも仮称で、北から「西吹田」、「淡路」、「都島」、「野江」。4駅とも、相対式ホーム2面とし、8両編成に対応したホームにする。各ホームには、昇降設備としてエレベーターを1基、エスカレーターを上りと下り各1基を設置。駅舎は高架下に設け、各駅のデザインコンセプトに沿った外観にする。コンセプトは、西吹田駅が「神崎川と水路の風景」、淡路駅が「菅原道真と淡路」、都島駅が「淀川の渡し舟」。沿線地域を象徴する川の流れや水運などをもとに表現する。野江駅のコンセプトは、当地発祥の「榎並猿楽」。猿楽の衣装と能の舞台を引用したデザインにする。
新駅を含む新大阪～放出間の開業時期は、2019年春を予定している。
