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大阪市、エリア内自由のPiTaPa月額サービスを導入

2016年4月14日(木)18時33分

大エリアの例(なんば駅基準)
大エリアの例(なんば駅基準)

大阪市交通局は14日、ICカード乗車券「PiTaPa」を使った新しい割引サービスとして、「利用額割引プレミアム」を導入すると発表した。登録したエリア内での乗り降りを自由にするサービス。

利用額割引プレミアムは、ICカード乗車券「PiTaPa」による新しい割引サービス。事前に登録したエリアでの乗り降りについて、上限額を超えた場合に上限額を適用。超過分を割り引く。エリアは、地下鉄区間のみが対象で、事前に登録した地下鉄駅を基準として、3.5キロ以内(2区)の「小エリア」、6.5キロ以内(3区)の「中エリア」、9.5キロ以内(4区)の「大エリア」の3つを設定。上限額は月額とし、小エリアが大人9370円、小児が4690円、大エリアが大人1万2090円、小児が6050円などとする。基準となる駅は任意で、利用するエリアの中心付近にある駅を登録することで範囲が広がる仕組み。なんば駅を基準に大エリアを選択した場合、四つ橋線、千日前線、堺筋線の全区間のほか、御堂筋線の東三国~あびこ間などが対象になる。後払い式のPiTaPaの請求方法に従い、上限額に達しなかった場合は、利用した分のみを後日請求する。

利用額割引プレミアムを利用するには、インターネット、または、駅構内の定期券発売所での事前登録が必要。2016年5月16日(月)11時より受け付ける。サービスの提供開始日は、同6月1日(水)。

2016年4月14日(木)18時33分更新

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