能勢電鉄

阪急からの譲渡車が大半を占める

31形

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能勢電気軌道のオリジナル車31形。晩年は川西国鉄前(現・廃止)~能勢口(現・川西能勢口)間で使用された。妙見線能勢口駅構内 写真=小川峯生

能勢電気軌道時代の1926(大正15)年に6両が登場した初のデッキなし構造のボギー車。31・32号は56(昭和31)年に鋼体化され、66(昭和41)年まで活躍。他は61(昭和36)年に廃車された。

文・土屋武之

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能勢電鉄の往年の車両たち

昭和30年代まではオリジナル車も製造した能勢電気軌道(現・能勢電鉄)だが、利用客の急増により、阪急から旧型車の譲渡を受けることが常となった。現在では阪急阪神ホールディングス傘下として車両面でも阪急との一体化が進む。

  • 50形・60形

    50形は70形(元・京阪神急行電鉄〈現・阪急電鉄〉37形)の走行系機器を流用、新製車体と組み合わせて1953(昭和28)年から3両が登場。

  • 10形・20形 

    2連運転用に京阪神急行電鉄10系を1957(昭和32)年から8両譲受。

  • 320形

    1966(昭和41)年から12両が入線した京阪神急行電鉄からの借り入れ車。

  • 500形

    1967(昭和42)年から23両が借り入れられ、後に正式譲渡された元・京阪神急行電鉄の小型車。

  • 610系

    1977(昭和52)年から35両が譲渡された元・阪急電鉄の15メートル級小型車。

<週刊朝日百科>歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄

14号 神戸電鉄

2011年6月7日(火)発売

第14号の表紙画像
朝日新聞出版発行

神戸電鉄/能勢電鉄/北条鉄道/北近畿タンゴ鉄道

  • ●懐かしい鉄道風景探しの旅
  • ●クロニクル神戸電鉄 六甲の北と南を鉄路で結んだ歴史
  • ●往年の車両たち 神戸電鉄テン1形 ほか
  • ●今を走る車両カタログ 北近畿タンゴ鉄道KTR8000形「タンゴディスカバリー」 ほか
  • 【連載】
    • 追憶 地方の鉄道/加悦鉄道

朝日新聞出版提供

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