鉄道コムおかげさまで鉄道コムは25周年

鉄道コらム

新線開業に向けて、親しんだメロディーが消滅へ 今週一週間の鉄道ニュース

2023年2月5日(日) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

岡山・備後エリア向け227系の愛称が「Urara」と発表されるなど、さまざまな鉄道のニュースが発表された今週一週間(1月30日~2月5日)。これらの中から、鉄道コム注目の内容をご紹介します。

まず一つ目は、都営三田線の発車メロディーの話題。東京都交通局では、3月18日のダイヤ改正を前に、2月4日から同局共通のメロディーへ順次更新すると発表しました。

都営三田線の発車メロディーが順次変更
都営三田線の発車メロディーが順次変更

三田線や、同線との直通ネットワークを形成する東急目黒線、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道線では、かつては同じメロディーを使用していました。しかし、まずは2015年に南北線がメロディーを変更。東急でも、3月18日の相鉄・東急直通線開業を前に、2022年9月から新メロディーの使用を開始しています。加えて埼玉高速鉄道線でも、順次新メロディーに変更されている状態です。

このメロディーはもともと、1991年の南北線開業時に導入されたもので、路線の変遷はありつつも30年以上使用されてきました。SNSではこのメロディー変更に対して惜しむ声が上がっています。

もう一つご紹介するのは、4日に運転された臨時特急「ビューさざなみ」。255系による列車で、東京駅から京葉線を経由して館山駅まで運転されました。

255系
255系

「ビューさざなみ」の愛称は、255系がデビューした当時に使用されていた列車名。「BosoViewExpress(房総ビューエクスプレス)」の愛称を持つ255系を使用するということが判別できるように付けられた名前でした。

今回の臨時列車では、JR東日本の自動放送の「中の人」を担当するアナウンサーの堺正幸さんが、スペシャルゲストとして乗車。「生自動放送」を披露し、乗客を湧かせました。なおJR東日本では、翌週の2月11日にも、同じようにかつての名称を使用する「ビューわかしお」を、東京~安房鴨川間で運転する予定です。

関連鉄道イベント情報

鉄道コムお知らせ

画像

行きたいエリアに一票を

「青春18きっぷ」で行ってみたいエリアに投票してください。「旅と鉄道」共同企画

鉄道コムおすすめ情報

画像

渋谷駅新駅舎7月開業

渋谷駅南側の新駅舎が、7月21日に一部供用開始。駅南側の「新南改札」が新駅舎に移転。

画像

京急ファミリーフェスタ

5月26日、久里浜工場にて開催。子ども向けのイベントが中心で、今年度は親子限定の事前申込制。

画像

東海道新幹線に「個室」

東海道新幹線にグリーン車以上の「個室」設置へ。1編成2室設置、2026年度中に提供開始予定。

画像

スタートレイン計画

JR北海道が「赤い星」「青い星」導入計画「スタートレイン計画」を発表。2026年春デビュー。

画像

あえて「車両が無い」鉄道写真

鉄道写真は、車両が写っている写真だけではありません。列車以外の鉄道写真の撮り方を、カメラマンの助川さんが解説します。

画像

4月の鉄道イベント一覧

いよいよ新年度。本年度も鉄道コムをよろしくお願いします。鉄道旅行や撮影の計画は、イベント情報から。